特定非営利活動法人 Life timeの取り組みとSDGsの関連
・SDGsとは
SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの
中で決められた、国際社会共通の目標です。世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界各国が合意した17の目標と169のターゲットです。Life timeは、このSDGsに掲げられた目標として3つの重点課題に取り組んでいます。
・SDGs×Life timeのビジョン
当法人の理念である「一つの出会いを一生大切に」は、SDGsの理念となっている「地球上の誰一人として取り残さない」と強く共鳴できるスローガンであり、就労継
続支援事業を運営する上でも重要と考えます。事業特性を踏まえ、SDGsの目標の中から取り組むべき課題を抽出し、貢献していきます。
また、Life timeでは、障がい者福祉(就労継続支援B型事業所)という小さな枠組みから飛び出し、「すべての人が、世代を超えて、自分らしく、よく生きる」
を基本姿勢とし、私たちに関わる全ての人がほんとの幸せへ進むためのLife timeが目指すべきビジョンと考えます。
【SDGs達成に向けた重点的な取り組み】
働きがいも・経済成長も(ディーセント・ワーク)
・ご利用者すべてに、就労の機会と生産活動を通じてやりがいのある仕事のサービスを提供します。
・働いた対価を見える化し、金銭で受け取る仕組み作りを提供します。(安定した工賃収入の構築)
【よつぼしトナーとは】
よつぼしトナーとは、リサイクルトナーの製造から販売まで障がい者施設等で完結することで、利益率の高い仕事を地域や障害区分問わず提供できるソーシャルビジネ
スです。製造技術や販路開拓、貸出プリンタの管理等は企業が担い。その他営業から物流まで一括して福祉事業所で担うことで、障がい者一人ひとりの役割を作る
ことができ、どんな方でも仕事として社会参加が可能であり、対価を得ることができます。
つくる責任・つかう責任
・企業のノウハウと、障がい者の技術的能力の強化を支援します。
・国内の政策や優先事項に従いて、持続可能な公共調達の慣行を促進します。
(障がい者優先調達推進法の積極的活用)
・よつぼしトナーの使用プリンタは、企業から無償貸与でエンドユーザーに提供し、設置からメンテナンスまでよつぼしトナー代金に含めて
販売しています。エンドユーザーはコストダウンのメリットがあり、福祉はプリンタが設置しているエンドユーザーから、リターン販売が期待できる取り組みです。販売まで福祉事業所に任せることで、販売益だけでなく、請求書等の事務仕事から、製造から納品まで自らの仕事がどこで使われ何に代わっているのか、働く目的や意欲を高める見える化が図れます。
・この取り組みを全国のB型事業所に拡げ、企業と変わらない工業製品の製造、やりがいのある仕事、プリンタ設置個所が増えるご
とに販売収益が増すため、支援者や利用者に負担が増すことなく工賃収入の増加が期待できます。
・SDGs×エシカル(エシカル消費とは、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む
事業者を応援しながら消費活動を行うこと。)当法人B型事業所Life timeが製造、販売するよつぼしトナー(リサイクルトナー)は、廃棄物の削減に貢献するゴール12に関連した取り組みで、エシカル消費が解決に導く取り組みを行ってます。
※5つの尺度、「環境」、「社会」、「人」、「地域」、「生物多様性」
高知県障害保健支援課
(優先調達納入実績)
パートナーシップで目標を達成しよう
・様々なパートナーシップの経験などをもとにして、官、民、福のパートナーシップをすすめる。
・地域、社会貢献(寄付型自販機)
・働く場所や居場所、共に協力する仲間、「よつぼしトナー」を全国に普及させ、企業と福祉の連携につながるよう
SDGsと共に広がるよう努力していきます。
寄付型自販機
(ワンコイン自販機「スマイルベンダー」
SDGsに向けた具体的な取り組みの中で、こうちSDGs推進企業繋がりとなる「サンガリア商事株式会社様」との共同で、「寄付型自販機」、高知のワンコイン自販機「スマイルベンダー」を設置させて頂きました。
Life timeでは「互いに支えあい、地域と共に」という運営理念のもと、関わる全ての人が幸せに、希望に満ち、生き甲斐のある人生を送ることができるよう誰
もが暮らしやすい社会の実現を目指してまいります。